ブログ - 医療知識
東洋医学の基礎は、木をみるな森をみろ
本日は事務所にて、腰の実技練習でした~~
腰の治療は必ず、臀部をセットで行います。
身体はすべてつながっているからです。
東洋医学の基本治療方針は
「木をみるな森をみろ」です。
触診をしつつ、治療しつつ・・・。
でも、これは、身体の治療の話です。
もっと視野をひろげてみれば、どのような寝方をするのか、どんな歩き方をするのかなど
生活状況などもすべて見て、治療をしろと教えられております。
ワーカーさん、看護師さん、ご利用者さまの周りの情報が大切です!!!
ご利用者さん、患者さんの会話が大切になるし
信頼関係も大切になると、ひゅうがは考えております。
梅雨の関節痛について
毎年、梅雨の頃になると
腰痛や関節痛がひどくなったり
肩こりや頭痛を感じやすくなったり……
という声が聞かれます。
私たちの年代でさへ、気温、気圧、湿度の不安定なこの時期、傷病をお持ちの方、高齢者の方はさらに
体は悲鳴をあげているようです。
関節の原因は?
①関節の中には、関節腔というものがあり、目にはみえない穴があいています。
それが、気圧によって伸びたり縮んだりして、痛みをおこすと考えられています。
②気圧の低い状態になると、炎症に関わる物質であるヒスタミンが増加すると言われています。
ヒスタミンは血管を拡張させ、血圧を降下させたりもしますが、体を緊張させる交感神経を刺激するという作用もあるため、自律神経系の働きが乱れてることにも繋がります。
結果、腰痛や関節の痛み、頭痛、そして肩こりの悪化、体のだるさなどに、梅雨の不安定な気候の間、悩まされるといった印象が強くなるのだと思います。
「痛みを感じる」ということに関連する物質が出てしまうことと、筋肉の血流を悪くするような神経系の作用もみられる、ということで、この梅雨時期の肩こり、腰痛、関節痛予防対策の心がけが大切になります。
お灸などは、関節のふしぶしに、据えることで、痛みの緩和作用など大変効力を発揮しています
梅雨が人に与える影響
昨日は、久しぶりにTVをみる機会がありまして。
その番組は・・・
ホンマでっか!?TV
統合医療評論家
亀井眞樹(かめい まさき)先生でした・・・
この方、個人的に察するに東洋医学が大好きですね。。以前何かの治療には効果が表している・・・的な発言をされて、それがYNSA学会と発言しましたが・・・てっきり、YNSA学会に所属してる先生だと思ってたのですが
実際にYNSA学会に質問してみると
「何も関係ない」との回答が返ってきました
さて、今回、6/10の放送で
私、東洋医学の専門家として、亀井先生は何を言うのだろうと興味を持って見ていました・・・
梅雨の心身不調に効く食べ物は梅!?
でした。
東洋医学の専門家の立場から言わせて頂ければ・・・
↓
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イイネ!!
でした
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梅雨時の主な症状は
疲労しやすい・ストレスを感じやすい・食中毒になりやすい・胃腸の不調・食欲も落ちがち・アレルギー疾患・痛みがある
なぜ、このような症状が出るかといえば主に、気圧の低下とも考えられますが・・・なんとも分かっていないようです。
昔の方の知恵を借りれば、梅を食べろとのことです。
1日(3g)摂取すれば十分だそうです。
科学的成分といえば、クエン酸などを多く含むため疲労回復とカルシウム吸収促進効果の期待できる優れた食品
梅って本当に万能ですよね・・・。
ちなみに韓国でも梅ジュースを漬ける習慣があります。
足のツボ(経穴)の誤解
先日、歯医者さんに行った時に
「鍼灸師さんなんだ~、じゃぁ、足ツボやったり、耳ツボやったりなんだよね?」
と言われました。
ですが・・・
「足つぼってないんです」と答えたら
「えぇ~~~~~~~~!!!!!??」
と歯医者さんが驚かれていました
そうなのです
私たちがプロが学ぶ『経絡経穴』という東洋医学の教科書には
ざっくり言うと
足裏にはツボは1つしかありません!!
勇泉(ゆうせん)です。
鍼や灸で使うツボ(経穴)と
整体に行くと足つぼ=内臓の反射区は全くの別物です。
胃に効くとか、肝臓が悪いとか、ストレスが溜まっているお疲れかも・・
サービスを受けて、「あれが悪い、これが悪いなんて言われたら」
大抵の方は、ご不安になられてしまうと思うのですが….
あまり、真に受け止めて心配しなくても大丈夫だと思います