新着情報
梅雨の関節痛について
毎年、梅雨の頃になると
腰痛や関節痛がひどくなったり
肩こりや頭痛を感じやすくなったり……
という声が聞かれます。
私たちの年代でさへ、気温、気圧、湿度の不安定なこの時期、傷病をお持ちの方、高齢者の方はさらに
体は悲鳴をあげているようです。
関節の原因は?
①関節の中には、関節腔というものがあり、目にはみえない穴があいています。
それが、気圧によって伸びたり縮んだりして、痛みをおこすと考えられています。
②気圧の低い状態になると、炎症に関わる物質であるヒスタミンが増加すると言われています。
ヒスタミンは血管を拡張させ、血圧を降下させたりもしますが、体を緊張させる交感神経を刺激するという作用もあるため、自律神経系の働きが乱れてることにも繋がります。
結果、腰痛や関節の痛み、頭痛、そして肩こりの悪化、体のだるさなどに、梅雨の不安定な気候の間、悩まされるといった印象が強くなるのだと思います。
「痛みを感じる」ということに関連する物質が出てしまうことと、筋肉の血流を悪くするような神経系の作用もみられる、ということで、この梅雨時期の肩こり、腰痛、関節痛予防対策の心がけが大切になります。
お灸などは、関節のふしぶしに、据えることで、痛みの緩和作用など大変効力を発揮しています