期待できる効果は?
理論に基づいた適切な治療
以前までは、脳梗塞維持期はもう治らない・ベッドで生活が長い方は関節可動域訓練をしても意味がない・年齢を重ねた方の筋力トレーニングは意味がない というのが『常識』とされていました。
しかし、これらはみな『そうではない』という事が医学的に分かってきています。
もちろん100%完璧に元に戻るという事は難しいかもしれません。
しかし、適切な治療や機能回復運動を行えば、年齢などに関係なく良い反応を見せてくれる、という事が分かってきています。
いろいろな効果があります。
1.マッサージ効果
筋肉に刺激を与え、筋肉本来の働きをしやすくしたり、血液やリンパ液の循環改善など効果が期待できます。
2.ストレッチ効果
関節拘縮(動かないこと)を防ぐため、運動をはじめ、ストレッチ、無理のない筋力アップ体操など行います。
関節の動きをよくする運動をはじめ、無理のないストレッチを行います。
関節の動く範囲が広がり、座る、歩くの動作が楽になったりします。
3.鍼灸効果
痛み(筋筋膜性疼痛)を取る効果が期待出来ます。
慢性期に移行した症状は、ケガによる急性期とは違い、様々な要因が複雑に絡み合っていることが多いです。
このような慢性症状に鍼灸治療は有用だとされています。
4.リハビリ効果
関節拘縮を防ぐため、適切な姿勢や動きで座る・立つ・歩く練習を行います。
バランスや体力の維持・筋力アップの効果が期待できます。
5.精神的ケア効果
患者様と信頼関係を築きながら、精神的ケアも行います。
お話しすることで病気に対する不安やストレスを少しでも軽減させ、 お一人暮らしの方、日中お一人の方でも安心して治療が受けられるような環境作りをして行きます。